若手女優として注目を集めている河合優実さん。
映画やドラマでの演技力だけでなく、「実は高学歴」という一面にも関心が集まっています。
特に出身高校が偏差値68の都立国際高校という事実は、多くの人の興味を引いています。
今回は、高校・大学の歩み、そして大学中退を決断するまでの背景をリサーチしてみました。
それでは早速本題に入りましょう。
河合優実の基本情報と学歴の全体像
河合優実さんは2000年12月19日生まれ、東京都練馬区出身の女優です。
３姉妹の長女で、父親は医師、母親は看護師の家庭に育ったと報じられています。
河合家はお盆に親戚が集まると手話や歌の「一芸」を披露する家族のしきたりがあり、河合さんは小さい頃から人前で表現する場は身近にあったようです。
河合さんは幼い頃から活発で、小学3年生の時に妹の影響でダンスを始めました。
小学生から中学時代にかけて、河合さんはダンスに夢中になり、インタビューでは「毎日踊っていた」と話しています。
ジャンルはジャズダンスやヒップホップなど幅広く、勉強以外の時間の多くをダンスに費やしていました。
中学校ではダンス部がないため、女子バスケットボール部に所属。
河合さん自身はあまり運動が得意ではないそうですが、ダンスやバスケを通じて徐々に体力をつけていきました。
樋口 河合さんは東京出身だそうですが、どんなご家庭で育ったのですか？
河合 地元は練馬です。両親は父が医師で、母は看護師。私は三姉妹の長女なんですが、特別な家庭ではないと思いますよ（笑）。〜
高校は東京都立国際高等学校に進学。
偏差値68という都内でも有数の進学校であり、国際学科を設けるなど英語教育や国際交流に力を入れている学校です。
高校時代はダンス部に所属しました。
勉強と両立させながら文化祭や体育祭のステージに立つ日々を過ごしました。
国際高校はダンスや演劇が盛んで、周りに表現することが好きな子たちが多く、河合さんも小学生からダンスをやっていたので、表現に対して共有するものが多かったようです。
そういう環境の中で過ごすうちに、じわじわと表現を仕事にしたいと思うようになったと語っています。
そして、仕事にするなら事務所に入った方が早いと思って探しているうちに、2019年2月、高校3年在学中に「鈍牛倶楽部」に所属が決まりました。
高校卒業後は、日本大学芸術学部演劇学科に進学。
河合さんが演劇を専門的に学ぶことを選んだのは、役者としての道をより深く追求したいと考えたからです。
しかし、在学中に芸能活動が本格化し多忙を極め、現場の経験を優先する道を選択し、大学を中退する大きな決断をしました。
河合優実、大学の演劇学科・演技コースを中退した理由を明かす「忙しくもなってきたし…」
河合優実の出身高校・偏差値68都立国際高校はどんな高校？
河合優実さんが通った東京都立国際高校は、東京都目黒区にある進学校です。
偏差値は68前後と非常に高く、都立高校の中でもトップクラスの難易度を誇ります。
普通科はなく「国際学科」「国際バカロレア（IB）ディプロマ・プログラム」が導入され、河合さんは「国際学科」を卒業されたようです。
生徒の約3割が帰国子女・在京外国人で、出身国・バックグランドが多様という環境の中、日常的に英語や他の言語が飛び交う国際的で自由な校風の学校です。
都立国際高校は、学力も高い志を持つ生徒が多い一方で、協調性や自主性を重視する姿勢が校風に根付いているという評価があります。
校則は比較的緩やかで、例えば、ピアスや髪染めが許可されていたり、スカート丈などの規定がゆるいなど、生徒の個性と自主性を重んじている傾向があります。
河合さんは、ダンスが盛んな高校を求めてこの国際高校を選びました。
ダンス部に3年間所属し、文化祭や学校公演で仲間たちと踊り続ける日々を送りました。
学校行事の多い環境の中、河合さんは積極的に文化祭や体育祭、宿泊行事、卒業、入学など、その度にダンスを踊ったり歌ったりしており、学校内での河合さんの顔はかなり広かったようです。
都立高校としては唯一の国際学科を設置している学校である。〜入試問題は英語のみ自校作成問題を導入しており、高度な英語力が要求される。帰国生枠や在京外国人枠もある。
河合優実の国際高校時代エピソード
河合優実さんは高校在学中、部員数約80人という大所帯のダンス部に3年間所属し、校内外のステージで精力的に活動し、ダンス以外にもバンドを組んで文化祭（桜陽祭）や体育祭でステージに立つなど、非常にアクティブな学生生活を送りました。
ボーイッシュなショートヘアがトレードマークで、後輩の女生徒から人気を集めていたようです。
河合さんの高校は、体育祭やキャンプなどの学校行事でもダンス演目が組まれる学校文化がありました。
本人曰く「大会より校内ステージを大事にしていた」「音や衣装にもこだわった」「ダンスが好きじゃない子にはしんどい学校だったかもしれない」と当時を笑いながら語っています。
学校行事が多い学校のため、ステージに立つ機会も多く、仲間と一緒に何度も練習を積み重ねた末に披露した公演では、友人や後輩が涙を流すほど感動してくれた経験もありました。
高校3年生の時、体育館でクラス演劇を披露するという高校の伝統行事があり、河合さんたちのクラスはブロードウェイのロングラン作品『コーラスライン』をベースにした劇を演じることになったのですが、時を同じくして、なんと！
本場ブロードウェイの『コーラスライン』が日米ツアーで渋谷の劇場に来ていたのです！
河合さんはミュージカルのチケットを買い、劇の練習を抜け出して舞台を見に行きました。
そこには、溢れんばかりの夢の世界が、 、 、 、
河合さんは何百回もサウンドトラックを聴いて覚えた全部の歌を聴きながら、自分も歌いたい！、歌える！、と心を震わせました。
舞台を観た帰り道、「愛することに人生をかけたい！」という気持ちを抑えきれなくなった河合さんは、家に着く頃にはその気持ちが固い決心へと変わりました。
進路変更には遅い高3の8月の終わり。
彼女は今までの受験勉強をパタリとやめて、、、
何もわからないけれどとにかく形にしようと思った彼女は、演劇が学べる大学に志望校を変更する事から始めました。
表現することの楽しさを教えてくれた高校時代の体験は、河合優実さんが女優になるための大きな原動力を与えてくれたのです。
「愛することに人生をかけたい」その日家に着く頃には気持ちは固くなっていた。〜
なんにもわからないけどとにかく形にする。〜私は周りが驚くほどに突然動き始めた。演劇が学べる学校に志望校を変えて新しい塾に入った。〜
大学中退の理由｜日本大学芸術学部での学びと決断
高校卒業後、河合優実さんは 日本大学芸術学部演劇学科 に進学しました。
演劇学科は舞台創作に関する理論と実践を体系的に学べる学科で、演技、演出、舞台美術、舞踊など幅広い専門領域を扱います。
河合さんも「もっと本格的に演技を学びたい」という気持ちからこの学科を選んだと考えられます。
しかし、入学してすぐに映画やドラマの出演依頼が舞い込んだため、彼女は大学生活と同時に本格的な女優活動もスタートする事になりました。
大学で演技を学ぶ一方、現場での撮影スケジュールも増え、学業と仕事の両立は徐々に難しくなっていきます。
さらに2020年に新型コロナ禍が訪れ、授業の多くがオンライン形式へと移行しましたが、河合さんは「Zoomでの演技の授業がすごくしんどかった」「オンライン授業で実技を学ぶには難しい状況だった」と語っています。
実践系の授業はコロナ禍ではちょっと難しいと感じた彼女は、それならいっそのこと現場で勉強しようと思ったとも明かしており、大学という枠組みでは得られない“実地の学び”を彼女は選択したのです。
こうして河合さんは、「学びをやめる」ではなく「学ぶ場を現場に移す」という前向きな決断として、大学を中退を決断しました。
大学2年進学時の2020年にコロナ禍に見舞われた〜「実践系の授業はコロナ禍ではちょっと難しかったですね」と当時を回顧。〜「もう大学と同時に事務所に入ってお仕事はじめていたので、現場で勉強していこうかなと思って」と退学を決意したことを明かした。〜
まとめ
河合優実さんの学歴は、小中学校でのダンス経験 → 偏差値68の都立国際高校 → 日本大学芸術学部演劇学科 → 中退して女優専念 という流れです。
都立国際高校で彼女は、女優としての核となる「表現の楽しさ」を知り、国際色豊かな環境と仲間との経験がその土台を形づくったと言えます。
河合優実さんは取材で自身の事を「決めるまでは優柔不断だが、いざ決めると体がすぐ動く」「人に相談しないタイプ」と自己分析しています。
大学入学後本格的に作品出演が増え、さらにコロナ禍で大学での実技を学ぶ事が難しくなった時、実地での学びが最適と判断した彼女が大学中退を決断して即行動に移した事は、河合優実さんらしさを裏づけていますね。
前向きに決断を下す強さと行動力を持つ河合優実さんの今後の活躍に、ますます期待が高まります。
それでは、有難うございました！
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